1月 7, 2026 ~1 分 分 で読めます Admin

検索される記事と読まれない記事の違い

ブログを運営していると、ある時ふと気づく瞬間があります。「自分ではそれなりに書いたつもりなのに、まったく読まれていない」という現実です。私もこの状況に直面したとき、正直かなり落ち込みました。文章量もそれなりにあり、内容も間違っていない。それなのに、検索からほとんど人が来ない。この理由が分からず、しばらく悩みました。

最初は「文章が下手だからだろう」「才能がないのかもしれない」と考えていました。ただ、後から冷静に振り返ると、問題は文章力ではありませんでした。検索される記事と読まれない記事には、考え方の段階で大きな違いがあったのです。

読まれない記事の多くは、「自分が書きたいこと」から始まっています。今日はこれについて思った、これが気になった、という動機自体は悪くありません。ただ、その内容を「誰が、どんな状況で探しているのか」という視点が抜けていると、検索には引っかかりにくくなります。

一方、検索される記事は、ほぼ例外なく「誰かの疑問」から始まっています。
たとえば、「ブログが続かない」「記事の書き方が分からない」「アクセスが増えない」。こうした悩みは、多くの人が実際に検索しています。

ここで重要なのは、答えを書くことよりも、悩みを正確に言語化することです。検索する人は、最初から明確な答えを持っているわけではありません。「なんとなく困っている」「うまく言葉にできない不安」を抱えています。その状態に寄り添う形で書かれた記事は、自然と読まれやすくなります。

私自身、以前は「正しい情報を書くこと」に意識が向きすぎていました。しかし、正しさだけでは読まれません。「あ、この状況、自分と同じだ」と思ってもらえるかどうかが、最初の分かれ道になります。

また、検索される記事は、結論を急ぎません。いきなり答えを書くのではなく、「なぜそう悩むのか」「なぜ分からなくなるのか」という過程を丁寧にたどります。これは人間の思考に近いため、結果として最後まで読まれやすくなります。

検索されない記事を書いてしまうのは、能力の問題ではありません。視点を「自分」から「探している誰か」に少しずらすだけで、記事の性質は大きく変わります。この違いに気づけるかどうかが、ブログ運営の一つの分岐点になります。